お知らせ
2020 / 01 / 24 07:00
腰痛とその特徴
人生で一度は経験してるであろう腰痛
平成28年実施の国民生活基礎調査で腰痛の有訴者率は
男性では1位 女性では2位となっています。
腰痛は
腰椎椎間板ヘルニア 腰部脊柱管狭窄症 脊椎分離・すべり症 変形性脊椎症、のような構造に変化がありレントゲン画像やMRI画像などの検査で原因が特定できる特異的腰痛と画像所見や血液検査などをしても原因がわからない非特異的腰痛に分けられます。
今や国民病と言われているほど非常に多い腰痛ですが、実は腰痛を訴える人の約85%は非特異的腰痛で
診断名には「腰痛症」とか「坐骨神経痛」などとつけられています。
腰痛のほとんどが原因のわからない非特異的腰痛ということですが、これは単に画像や数値にあらわれないだけであり、徒手的検査や理学検査をすれば原因はみつかります。
では何が原因で痛みがでるかというと
- 腰部、臀部周辺の筋筋膜性の問題
- 筋力低下による問題
- 腰椎椎間関節の問題
- 股関節腰部周辺の関節柔軟性低下による問題
- 胸郭(肋骨で覆われている部分)の可動性低下
- 腰椎椎間板の問題
- 手足の動きと体幹筋との協調性の問題
などなど一言で腰痛といっても原因は様々です。
一概には言えませんがたくさんの要因が複雑に絡んでいることがほとんどです。
これらの問題は身体の機能不全を有しているあらわれであり、この機能不全を改善させないことが慢性腰痛に移行する原因であり、まだ我慢できないほどの痛みじゃないから大丈夫だと放置していると加齢とともに痛みは悪化してしまいます。
なので軽い痛みでも放っとかないで早めに改善しときたいですね。
当院では症状の改善だけではなく、この先何年何十年と健康で痛みや病気に負けない身体づくりをモットーに身体がより理想的な姿勢や動作の獲得を目指して手技や運動療法も行っておりますので、気になることがあればお気軽にご相談ください。